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PET/CT検査のご案内

日本赤十字社長崎原爆病院 PET-CTセンター

平成26年3月にPET-CT検査が行えるようになりました!

FDG-PET検査/FDG-PET-CT検査とは?

PETは、陽電子放射断層撮影 (Positron Emission Tomography)の略称です。

FDG-PET検査とは、FDG(Fluorodeoxyglucose)というPET製剤を使用して行うPET検査です。

このFDG-PET検査の主な役割は、悪性腫瘍の検出とその病期決定ですが、どのような検査かと簡単に言いますと、悪性腫瘍にFDGという薬剤を集積させ悪性腫瘍を光らせて見つけようという検査です。

癌細胞と正常細胞の違い

【一般論】悪性腫瘍細胞に、FDG(Fluorodeoxyglucose)は高集積

細胞内挙動の違い

細胞内に取り込まれたFDGのほとんどはFDG-6-Pの形で細胞内に留まる(→metabolic trapping)

一般的に悪性腫瘍細胞は、正常細胞の3倍から8倍のグルコースを取り込むと考えられており、グルコースをどんどん取り込み増殖していきます。

そこで、グルコースの一部の水酸基を放射性物質である18Fに置き換えたFDG=フルオロデオキシグルコースという物質を作り体内に投与して、悪性腫瘍に集積させます。

ポジトロンイメージング(PET)の原理

陽電子の特異な性質を利用

  • ・陽電子は近くにある電子と衝突して消滅光子(ガンマ線)を放出する。
  • ・消滅光子は以下の特徴がある。
    ①同時に2本 ②互いに180°③同じエネルギー(511keV)

この悪性腫瘍細胞内にとどまったFDGから出てくる放射線を体外から拾って画像にします。

PET-CT装置では、同時にCTでの部位や形態的情報も加わることにより、より詳細な病変の情報を得ることができます。

PET-CT検査の流れ(健診)

検査手順のご紹介

PET-CT検査の流れ(健診)

FDG-PETの保険適応

早期胃がんを除く全ての悪性腫瘍と悪性リンパ腫の病期診断、再発・転移診断
悪性リンパ腫の治療効果判定(再発・転移診断とみなす)
ただし『他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者』

悪性腫瘍以外では、心疾患とてんかんに保険適応があります。
心疾患では、
①虚血性心疾患による心不全患者における心筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断つかない場合に限る)
②心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者です。
てんかんでは、難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者となっています。

FDG-PETで、検出しにくい腫瘍も一部あります

  • ①泌尿器系腫瘍(排泄経路で生理的な集積と区別困難)
  • ②脳腫瘍(正常の脳が生理的に非常に多くFDGを取り込むため)
  • ③高分化型腎細胞癌・高分化型肝細胞癌(FDGをとりこんでも排出してしまう腫瘍)
  • ④高分化型肺腺癌・甲状腺癌・神経内分泌腫瘍・低悪性度のリンパ腫や肉腫など(糖代謝の少ない腫瘍)
  • ⑤微小腫瘍など。

FDG-PETの安全性

被曝量は、PETのみで、3.5‐4mSv 同時に取るCT で、4mSvで、1検査あたりおおよそ8mSvです。
この線量で障害が出ることはありません。
使用される薬剤EDGはヨード造影剤のような重篤な副作用の報告もなく、非常に安全性の高い検査です。
その他、腎機能低下、腎不全、透析患者(腹膜透析も含む)さん、薬剤アレルギーの患者さんにも安全に行えます。

検査の手順・ながれ

下記をクリックいただくと検査の手順及び流れの詳細をご覧いただけます。

診療案内

外来受付時間

8:30~11:00

※再来受付機による受付は午前8時00分より行っています。

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土、日、祝

年末年始(12月29日~1月3日)
日本赤十字社創立記念日(5月1日)

面会受付時間

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