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放射線科部

部門概要

放射線科部では、放射線や電磁波などを用いて診断・治療を行っています。
診断分野では、レントゲン写真やCT、MRI、RIなどの各々の検査によって体内の状態を画像化し、病気の原因や状態の診断を行っています。
治療分野では、カテーテル(細い管)を用いて血管から体内深部の病気を治療するインターベンショナルラジオロジー(IVR)や高エネルギーの放射線を用いて病巣を治療する放射線治療を行っています。

施設認定

マンモグラフィ検診施設画像認定施設

スタッフ紹介

放射線科医師:4名

  • 日本医学放射線学会専門医:4名
  • マンモグラフィ読影認定医:3名
  • 日本IVR学会専門医:1名
  • PET核医学会認定医:1名
  • 肺がんCT健診認定医:1名

診療放射線技師:11名

  • 臨床実習指導教員
  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 放射線治療品質管理士
  • 医学物理士
  • 医療情報技師
  • 第1種放射線取扱主任者
  • 医用画像情報精度管理士

受付事務:3名

業務紹介

一般撮影(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

一般撮影ではX線を用いて人体の内部の状態を画像化し診断を行っています。
当院では、CRシステム(コンピュータを用いたデジタル画像処理)によって短時間で良質な画像を提供しています。

Q:何故体内の様子が写真に出来るの?

A:X線は、物質を透過する性質を持っています。そしてどの程度透過するかは物質の種類によって差があります。この物質による透過量の差を濃淡(白黒)で表示することで写真にしています。

マンモグラフィ(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

乳がんについて

近年、ライフスタイルの変化に伴い日本人女性における乳がんは発生率・死亡率共に年々増加傾向にあり、女性における癌別の年齢調整死亡率では2位になっています。また、乳がんの発生率の高い年齢は40代と若く、働き盛りや子育ての真只中の女性が発生し易い病気です。しかし、乳がんは早期では予後が良く、早期乳がんのほとんどは根治できます。そのため、検診による早期発見が重要になります。

マンモグラフィとは

2013年2月に富士フィルムメディカル社製「アミュレットs」を導入しました。世界最小画素50µmの直接変換型FPDを搭載し、鮮明なマンモグラフィ画像を描出します。また、体の形状にフィットする安定感のあるアームレストや、顔が触れる箇所に凹凸を無くしたフェースガードなど、受診者の不快感を軽減するように工夫されています。

検診を受ける時期について

マンモグラフィの撮影では乳房を挟んで撮影するため人によっては痛みを感じる場合があります。このため、閉経前の女性がマンモグラフィの検査を受ける場合には乳腺が張っていない時期(月経開始後3~10日後)に受診されることをおすすめします。

認定資格
  • マンモグラフィ検診施設画像認定施設
  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師8名
主な機器
マンモグラフィ用X線装置 FUJIFILM社製 AMULETs 1台
TOSHIBA社製 MGU-100D 1台
高精細デジタルマンモグラフィ読み取り装置 FUJIFILM社製 FCR PROFECT CS 2台

マンモグラフィの撮影は女性技師が担当していますので、安心して検査を受けていただけると思います。

※女性技師が不在の場合はご了承ください。

骨密度検査(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

骨の健康について

骨は大人になると、子供のように変化することなく、太さや長さは一定になります。しかし、実際には骨は溶け出したり(骨吸収)、新たに作られたり(骨形成)して、バランスを保ちながら常に生まれ変わっていることをご存知ですか?

骨密度検査について

加齢による骨量の減少はある程度はしかたのないことです。しかし、骨量は生活習慣によって変化するため、骨粗鬆症のような骨量の極端な減少は防がなければなりません。このためにも、早期発見し生活習慣の見直しをすることが重要です。

CT(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

CT検査とは

CT検査はX線を用いて人体を輪切りにしたような画像を撮影することができ、体内の臓器や血管の状態を精密に調べる事ができる検査です。また、最近では0.5mmや1.0mm厚などの薄い輪切りの写真のデータから縦や斜めといった様々な角度で切ったような画像を作ることも出来ます。更に、3次元画像(3D-CT)を作成する事も可能で、血管や骨格など立体的な観察も出来ます。

検査内容

息止め:合図に合わせて息を止めて撮影します。息を止める時間は5~20秒程度です。(頭部や四肢の撮影では息止め不要)

痛みや音など:検査は全く痛みを伴いませんし、大きな音がすることもありません。

検査時間:造影剤の使用なしの場合:約5分 造影剤を使用する場合:約15~20分

心臓CTAについて

血管の中に造影剤を注入して、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)の状態を調べる検査です。検査は体に心電図を付けて行い、撮影の為、息を止める時間は15~20秒程度です。検査が終わってから、3次元の画像を作成することで、心臓全体を立体的に観察できます。この検査によって、冠動脈の狭窄や、走行の異常、血管の石灰化などが分かります。

MRI(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

MRI検査とは

MRI検査は強力な磁力を持つ機械の中に体を入れ電磁波を当てる事で、人体を様々な角度で切ったような画像を撮像する事が出来る検査です。CT検査とは違い電磁波を用いているためX線による被曝の心配がありません。CTと比べると検査時間は長くなりますが、脳や神経,靭帯,乳腺,骨盤内などはCTより優れた検出能を有します。また、造影剤を使用せずに血管の画像などを抽出することも出来ます。

検査内容

入室の制限:MRIの機械は強力な磁力を持っているため、検査室内に金属や機械類を持ち込む事は出来ません。基本的には検査着に着替えてもらいます。また、体内に入れてある金属や機械についても例外ではありません。体内金属がある方は病院スタッフに申し出てください。

痛みや音など:検査は全く痛みを感じませんが、大きな音がします。(当院のMRI装置は最新の機器のため音は静かなほうです。)

息止め:ほとんどの検査で息止めは不要です。但し、腹部などの一部の検査では約20秒弱の息止めが必要となる場合があります。

動きについて:検査中は同じ体勢を保ち、動かずに行います。動くと写真が乱れます。

検査時間:造影剤使用なしの場合:約15~30分 造影剤を使用する場合:約30分~50分

RI(各種検査内容、保有する医療機器説明、RIを用いた内用療法について)

RI検査とは

RI検査は、体内に放射線を発する薬(放射性医薬品)を注射して行う検査です。注射した放射性医薬品は骨に集まる薬や心臓に集まる薬、異常な場所に集まる薬など種類によって様々な性質を持っています。この性質によって体内に集まった薬は放射線を出しているため、これを利用して体内の状態を把握する検査です。

検査内容

息止め:息止めは必要ありません。

痛みや音など:検査中は全く痛みを感じません。音も静かです。

検査時間:検査の種類によって様々です。スタッフから指示があります。(注射をした直後に撮影を開始する検査もあれば注射して数日後に撮影する検査もあります。)

RIを用いた内用療法について

ストロンチウム-89という放射線を出す物質を含んだお薬(メタストロン注)を静脈に注射して、がんの骨への転移による疼痛緩和が目的です。ストロンチウムは、体内に入ると、骨の成分のカルシウムと同じように骨に集まりやすく、がんの骨転移部位に放射線があたる事によって、痛みが和らぐとされています。通常注射後、約1週間より効果があらわれはじめ、個人差もありますが3~6ヵ月の間効果があります。

ヨード-131を用いた甲状腺癌術後の甲状腺アブレーション(甲状腺摘出後の残存甲状腺破壊)の内用療法も行えます。また、バセドウ病の放射性ヨウ素内服療法も行えます。放射性ヨウ素のカプセルを一回飲むだけのとても簡単な治療法です。

血管造影(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

血管造影検査とは

手や足の血管から細い管(カテーテル)を入れて目的とする血管の状態を観察する検査です。カテーテルは非常に細い管なので血管内を通ることが出来ます。これを手や足から入れて目的とする血管まで到達させ、造影剤というX線に写る薬を流すことで血管の状態を観察することが出来ます。

治療について

観察した血管が狭くなっていた場合には、血管の中で風船を膨らませたり、金属の管(ステント)を入れて血管を正常な太さに治療することも出来ます。他にも、腫瘍に栄養を与えている血管を塞栓物質で詰めて腫瘍に栄養がいかないようにしたり、出血の原因になっている血管を詰めて止血したりする治療も行えます。これらの検査は全てカテーテルで行える治療で総称してIVR(Interventional Radiology )と言います。IVRは、手や足の血管に針を刺すだけで行えるため、人体を切開することなく治療が行えます。

放射線治療(各種検査内容、保有する医療機器説明等)

放射線治療とは

高エネルギーの放射線を病巣などに照射することで、腫瘍などの病気を治療します。治癒を目指す治療から症状緩和を目的とした治療まで幅広く応用されています。照射中に痛み感じることはありません。しかし、少しずつ悪い腫瘍を破壊していく方法ですので、多くの場合1~2カ月程度かかります。体調にもよりますが、外来での照射も可能です。

定位放射線治療について

病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療と比較して、周囲の正常組織の線量を極力抑えることができます。これらの治療法の対象は小さな病巣で、おおむね3cm以下の病巣が良いとされています。
適応疾患・・・肺癌、肝細胞癌

RI検査・神経内分泌腫瘍検査(オクトレオスキャン)のご案内

オクトレオスキャンとは、ソマトスタチン類似体に放射性物質を付けた薬剤で、ソマトスタチン受容体に結合し、受容体の分布を画像化して診断する検査です。
神経内分泌腫瘍の機能性腫瘍としての特徴を画像で診断する検査です。

検査の流れ

1日目(注射当日)

  1. オクトレオスキャンを静脈注射します。
  2. 注射後4時間後にガンマカメラで、全身の画像を撮像します。
    撮像には約1時間かかります。

2日目

注射後24時間後に1日目と同様、1時間くらいかけて撮像します。


※必要に応じて注射後48時間後にも撮像する場合があります。

※便秘の場合1日目検査終了後に下剤を使用する場合があります。

注意事項

  1. オクトレオチド酢酸塩等のソマトスタチンアナログによる治療が行われている患者においては、本剤の腫瘍への集積が抑制され、診断能に影響を及ぼす可能性が考えられるため、一定期間の休薬が望ましいとされています。
  2. 妊娠中または妊娠の可能性のある場合は基本的には検査は出来ません。
  3. 検査前後の食事制限はありませんが、検査前後は十分に水分を摂取して下さい。

医療関係者の方で詳しいことを知りたい方は下記のサイトをご参照下さい。

http://fri.fujifilm.co.jp/med/products/diagnosis/tumor/scan/index.html


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※再来受付機による受付は午前8時00分より行っています。

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土、日、祝

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