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当院について

診療案内

  • 外来受付時間
    初診8:30~11:00
    再診8:15~11:00

  • 休診日
    土、日、祝日

    年末年始(12月29日~1月3日)
    日本赤十字社創立記念日(5月1日)

  • 面会受付時間
    面会制限中
    ※14時~17時に1回15分 詳細はこちら

  • お問い合わせ
    095-847-1511

    〒852-8511 長崎市茂里町3番15号

令和3年度 日本赤十字社長崎原爆病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 11 67 143 154 340 592 1530 2330 1682 350
当院は、広範囲の診療領域で地域の中核病院としての役割を担っています。その中でも特にがん診療と、高齢者に多い大腿骨骨折や膝関節症の手術を中心とした医療を提供していることからも、60歳以上の患者様の割合が多い傾向にあります。令和3年度の60歳以上の割合は全体の80%を占めております。周産期・小児科医療はございませんが二次救急医療施設の指定を受けており、幅広い年齢層の救急患者を受け入れております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1あり 手術処置2なし 142 2.81 3.00 2.11% 73.68
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-4あり 定義副傷病名なし 80 9.25 9.00 1.25% 65.30
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-4あり 定義副傷病名あり 63 16.02 15.00 0.00% 67.65
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術処置2なし 45 16.73 17.00 11.11% 76.62
040040xx99080x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-8あり 定義副傷病名なし 41 10.73 8.00 0.00% 69.93
・肺の悪性腫瘍
 
 近年、肺癌化学療法の進歩はめざましく、生存期間延長が証明された新規薬剤が多く発売されています。呼吸器内科ではこれら新規薬剤も含めた標準治療を患者様に届けられるよう努力しています。また新規薬剤の臨床試験(治験)にも積極的に取り組んでいます。
 当院は長崎県における肺癌診療の基幹病院として多くの患者様を受け入れています。肺癌の確定診断には通常気管支内視鏡検査を施行します。
安全確実で患者様にとって安楽な検査ができるよう努力しています。

・肺炎
 肺炎診療ガイドラインに準じて加療を行っています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術処置2なし 定義副傷病名なし 99 9.59 9.00 2.02% 78.15
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 47 8.38 8.00 0.00% 71.66
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術処置2なし 37 12.11 10.00 2.70% 78.57
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 36 6.89 7.00 0.00% 67.81
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 26 7.62 8.00 3.85% 72.35
・胆管(胆内外)結石、胆管炎、限局性腹腔膿瘍手術等
 胆管結石は胆汁の流れを悪くすることで、胆管炎、黄疸、敗血症などの原因となるため、治療が必要です。胆管結石は主に内視鏡を用いて除去します。胆管炎は胆管結石の除去やステントを挿入することで胆汁の流れを良くし、抗生剤などの薬物療法と合わせて治療します。

・胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・年末切除術
 胃癌の中でもリンパ節転移の可能性がほとんどない早期胃癌は内視鏡による治療が可能です。病変の形や大きさに応じて、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行います。

・肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)その他の手術あり。
 肝・肝内胆管の悪性腫瘍とは、肝臓や肝臓で作られた胆汁の通り道である肝内胆管にできる癌を指します。肝切除や穿刺局所療法が困難な肝癌に対して、血管内カテーテルにより冠動脈内に抗がん剤と動脈を塞ぐ物質を注入する肝動脈化学塞栓療法を行います。

・結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
 大腸癌の中でもリンパ節転移の可能性がほとんどない早期大腸癌は内視鏡による治療が可能です。20mmを超える大きな病変でも、専用の電気メスを用いて腫瘍を一括で切除する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行っています。

・ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし
 腸閉塞はまず絶食とし、輸液で水分を補給し、必要ならば鼻から腸に細い管を挿入し、腸を空にすることにより治癒することが多い疾患です。しかし、重篤の場合や、難治性や繰り返す場合は手術適応になります。場合によっては緊急手術も行います。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 手術なし 手術処置2-4あり 109 10.67 9.00 0.92% 77.21
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置2-5あり 85 19.49 19.00 4.71% 73.26
130040xx99x6xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術処置2-6あり 56 13.64 14.00 3.57% 72.70
130030xx99x8xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術処置2-8あり 43 14.33 11.00 0.00% 76.33
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術処置2-4あり 定義副傷病名なし 39 15.69 17.00 2.56% 80.77
・骨髄異形成症候群
 骨髄異形成症候群は骨髄内の造血幹細胞に多種多様な遺伝子変異が重なることにより、上手に血液を作れなくなり、血球減少(貧血、血小板減少、白血球減少など)をきたす疾患です。増悪進展すると白血病化することもあります。当院では化学療法、輸血、造血因子などにより治療に当たっています。また、新薬の開発(治験)にも関わっています。

・非ホジキンリンパ腫
 非ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫という疾患群の中の一つのカテゴリーです。非ホジキンリンパ腫の中にもたくさんの種類のリンパ腫があります。一般的に悪性リンパ腫は悪性化したリンパ腫細胞がリンパ節の中で増殖し病気を起こします。当院では最新の治療薬をいち早く取り入れて診療に当たっています。さらに、新薬の開発(治験)にも関わっています。

・多発性骨髄腫
 多発性骨髄腫は白血球のうち、抗体産生を行う形質細胞が腫瘍化し骨髄腫細胞となることによって発症する疾患です。骨髄腫細胞は造血の場所である骨髄内で増殖し、M蛋白という異常な蛋白を分泌します。M蛋白は全身の臓器に沈着し、多臓器不全の原因となります。また、骨髄腫細胞の増加に伴う造血障害などにより、貧血や感染症に罹患しやすくなります。さらに骨が脆くなるため、脊椎の圧迫骨折や病的骨折が認められることもあります。当院では最新の治療薬をいち早く取り入れ患者様の診療に当たっています。また、新薬の開発(治験)にも関わっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術処置1なし 定義副傷病名なし 185 5.89 5.00 0.54% 62.32
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1あり 165 2.33 2.00 0.00% 70.15
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術処置2なし 110 7.76 7.00 0.91% 75.24
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 82 8.13 8.00 0.00% 73.76
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 38 13.66 12.00 0.00% 72.71
 地域がん診療連携拠点病院の泌尿器科として、泌尿器癌の中で最もポピュラーな腎細胞癌、尿路上皮癌(腎盂尿管癌、膀胱癌)、前立腺癌を中心に、数多くの検査、手術などの治療を行っております。
 その一つとして、前立腺生検を数多く行っており、2020年度は177例施行しており、その内96例(55.0%)で前立腺癌を検出しております。様々な工夫を取り入れて検査しているため、PSA4-10ng/mlのいわゆるグレーゾーン症例での高い癌陽性率を誇っております。前立腺癌に対して根治的前立腺摘出術を積極的に行っており、全例に拡大骨盤内リンパ節郭清を施行しているのが特徴であります。
 また膀胱癌においても根治的膀胱全摘や経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)などの手術を数多く行っております。早期癌に対して、TURisシステム※1を用いてTURBTを行っており、追加で深層(筋層)を切除し、病期診断・治療をしっかりと行っております。また主にT1G3症例※2にセカンドTURBTも積極的に行っております。
 尿路結石の症例に対しても、ホルミウムレーザーを使用した経尿道的尿管砕石術などを行っております。また、前立腺肥大症に対し、ホルミウムレーザー前立腺核出術、半導体レーザー前立腺蒸散術などの手術も数多く行っております。

※1 TURisシステム(従来の機器と比較して、電解質溶液を介して電極全周を放電させて切除するので、組織との接触状態に関わらず安定した高い切れ味を維 
   持できるとともに、合併症の発生の可能性を抑えることができる)
※2 T1(粘膜固有層に達するも筋層にまでは達していない癌)、G3(最も悪性度が高い)
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 118 23.68 23.00 93.22% 83.53
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病名なし 55 7.38 5.00 1.82% 59.87
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 52 28.04 20.00 11.54% 74.04
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 46 17.65 16.00 80.43% 81.54
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術処置2なし 20 23.60 16.00 75.00% 81.90
・股関節大腿近位骨折(大腿骨近位部骨折:大腿骨頚部骨折・転子部骨折)
 大腿骨近位部骨折は高齢者に多い骨折で、主に転倒することで生じます。日本での患者数は年間15万人以上と言われています。認知症を含めた合併症や寝たきりの予防の観点から、ほとんどの患者様に対して早期に手術を行いリハビリを開始しています。
・前腕の骨折(橈骨遠位端骨折)
 転倒して手をついた際に受傷することが多い、手関節(手首)の骨折です。骨折部を整復してギプス等で固定する保存的治療も行われますが、固定期間の短縮や、早期リハビリ開始のため手術を行うことが多くなってきています。

・膝関節症(変形性膝関節症)
 膝関節軟骨のすり減りや半月板の変性・断裂等により、関節内に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる疾患です。65歳以上の日本人の約60%が罹患していると推定されています。症状が軽いうちは鎮痛剤・関節注射・装具・リハビリ等で治療しますが、症状が強くなると手術も選択されます。

・胸腰椎圧迫骨折
 転落や転倒により生じる骨折で、脊椎の椎体が潰れてしまう骨折です。高齢者等骨粗鬆症の方に多い骨折で、尻もちや少し勢いよく座った程度で生じることもあります。多くは体動困難となって救外受診され、入院治療の適応となります。保存的治療が一般的で、2週間程度の安静の後、コルセットを装用してリハビリを開始しますが、神経麻痺を合併したり、圧潰が高度な場合等は手術が選択されることがあります。

・骨盤骨折
 転倒などにより生じる軽度なものから、交通外傷・転落事故などの高エネルギー外傷による重傷度が高いものまである骨折です。転位が高度であったり血管損傷がある骨折では緊急手術の適応にもなります。転位が軽度で比較的安定している骨折では、保存的に治療するのが一般的です。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 73 7.05 7.00 2.74% 64.82
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術処置1なし 定義副傷病名なし 57 18.14 16.00 0.00% 74.46
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 20 6.25 6.00 0.00% 60.40
060210xx9700xx ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術あり 手術処置1なし 手術処置2なし 17 16.47 13.00 11.76% 73.35
060040xx02000x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 16 20.19 15.00 0.00% 66.19
・胆のう炎等、胆嚢疾患
 胆石症に伴う胆石性胆のう炎や増大傾向にある胆のうポリープに対して行う腹腔鏡下胆のう摘出術がほとんどの症例となります。お腹に開けた小さな穴から腹腔鏡という細径のカメラをいれて胆のうを取り出す手術です。手術後3-4日で退院可能です。

・結腸の悪性腫瘍、直腸肛門の悪性腫瘍
 結腸癌や直腸癌に対する手術はほとんどを腹腔鏡下手術で行っています。臍より腹腔鏡を挿入して大腸を取り出して大腸をつなぎ直す手術です。開腹手術よりも体に与える負担が少ないとされており術後10日から2週間程度で退院が可能です。癌の進行度に合わせて術後の抗癌剤を検討します。

・腸閉塞
 イレウスともいいますが腸管の癒着、ねじれ等が原因となり食物や便の通過障害をきたしている状態です。保存的(内科的)加療で治療が困難な場合は手術で治療を行います。癒着を解除することで改善することもありますが腸管の切除再建を要する場合もあります。

・胃の悪性腫瘍
 胃癌に対する手術は癌の進行度(ステージ)にあわせて腹腔鏡下手術、もしくは開腹手術を施行します。術後3週間程度で食事が落ち着いたら退院となります。癌の進行度に合わせて術後の抗癌剤を検討します。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 57 4.67 7.00 1.75% 55.44
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 42 5.69 7.00 0.00% 61.60
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 22 5.18 5.00 0.00% 55.36
030428xxxxxxxx 突発性難聴 20 6.10 8.00 0.00% 56.25
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 19 3.53 7.00 0.00% 74.32
・慢性副鼻腔炎
 内視鏡手術を中心に鼻・副鼻腔疾患の手術を実施し、良好な成績を得ています。現在はCOVID-19流行に伴い短期間での入院で加療しています。

・耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり
 耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域の各腫瘍に関して、手術を実施しています。

・扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎・急性咽喉頭炎、手術なし
 咽喉頭の炎症について、入院適応のあるものについては入院で対応しています。また、場合によっては外来での治療も適宜行っています。

・突発性難聴
 突発性難聴の治療について、なるべくご希望に添って入院、あるいは外来での治療を行っています。

・非ホジキンリンパ腫 手術あり
 悪性リンパ腫を疑う患者様、あるいはリンパ腫の中の分類が必要な患者様につき、生検術を行い確定診断を行います。生検術は基本局所麻酔で行っていますが、深部など必要があれば全身麻酔でも施行しています。診断後は当院の血液内科と連携し、スムーズに治療が受けられるよう努力しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術処置1-1あり 手術処置2なし 51 3.73 3.00 5.88% 69.73
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術処置1なし、1,3あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 41 11.90 10.00 4.88% 80.17
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 37 15.92 16.00 10.81% 86.51
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術処置1なし、1,2あり 手術処置2なし 33 6.12 4.00 0.00% 72.67
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術処置1-2あり 手術処置2なし 31 3.32 3.00 0.00% 72.52
 当診療科では、心不全、虚血性心疾患、不整脈、心筋症、高血圧、大動脈・末梢動脈疾患・肺塞栓症などの循環器疾患を診療しています。診断・治療には、心臓カテーテル検査・冠動脈造影検査・冠動脈インターべンション(PCI)、電気生理学検査・ペースメーカー植え込み、下大静脈フィルター挿入、末梢動脈インターべンション(EVT)、心臓リハビリテーションなどを行っています。
本院は、地方都市中核病院、がん拠点病院、日本赤十字社の病院としての責務を担っています。
近年、生活習慣病、特に糖尿病患者の増加に伴い、無症候性心筋虚血症例が増加しています。急性冠症候群を起こしてしまわないうちに、生活習慣の修正指導、内科的薬物治療を行います。また超高齢社会になり、徐脈性不整脈(完全房室ブロック、洞不全症候群、徐脈性心房細動)患者が増加しており、最近はリードレスペースメーカーも導入し、ペースメーカー植え込みを行なっています。
また、慢性心不全の急性増悪による繰り返し入院患者も増加しており、早期からトルバプタン、SGLT2阻害薬、ARNIの使用を開始し、他職種と連携して心臓リハビリテーションの介入を行なっています。

今年度目標及び長期展望
コロナ禍で滞っているCPXを用いた心臓リハビリテーションを早く再開したいと考えています。また15階病棟がコロナ患者受け入れのため緩和医療が開始できないでいるが、緩和内科医師が2名になったので、心不全の緩和医療(ACPを含む)を本格的に開始したいと考えています。
治療面では、冠動脈虚血状態の機能的検査(FFR, iFR)が標準治療となりました。また、令和3年度から当院でもロータブレーターを用いたPCIができるようになったので、高度な石灰化病変症例を選んで行っていきます。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 139 12.53 10.00 2.88% 71.37
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術処置2なし 定義副傷病名なし 12 10.50 9.00 0.00% 44.67
040170xxxxxx0x 抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 定義副傷病名なし - - 8.00 - -
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 8.00 - -
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 - - 9.00 - -
肺の悪性腫瘍

 呼吸器外科では130例前後の肺悪性腫瘍手術を行っています。大部分が原発性肺癌であり、約1割位が大腸癌などからの肺転移の手術です。悪性腫瘍の手術が多いため気胸の手術は少なくなっています。肺気腫などに合併した難治性の続発性気胸が比較的多く、術前の入院期間がやや長いため平均在院日数は10日程度と長めになっています。
乳腺・内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術処置1なし 85 9.09 10.00 2.35% 66.07
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術処置2なし 34 2.82 5.00 0.00% 59.12
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 23 5.70 6.00 0.00% 64.65
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 19 3.53 4.00 0.00% 50.47
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術処置2なし - - 8.00 - -
 令和3年の乳癌根治手術症例数は105例であり、その内乳房温存手術が32例、再建を含む乳房切除術(全摘)が73例でした。また腋窩リンパ節の扱いに対しては乳癌根治手術症例全体の約70%以上に対して縮小手術であるセンチネルリンパ節生検を行っております。以前と比べ乳房切除術(全摘)の割合が増加してきている背景には乳房内の乳癌の広がりを正確に診断する画像検査の精度向上と、乳房再建手術の増加があると思われます。
 当院では放射線診断専門医と共に手術前の正確な画像診断(腫瘍の広がりや性質)を確認し、病理専門医が術中のセンチネルリンパ節生検や断端検索、術後の精密な組織診断を行っております。それにより乳腺外科医は患者様に最善の治療を行うことができ、結果として乳房の整容性を保つことが可能となり、リンパ浮腫などの合併症も軽減できます。また、乳房再建を専門とする形成外科医師が常勤となり、乳房再建手術に関する正確な情報提供と手術の施行が可能となりました。
 このように当院では、経験豊富な乳腺外科・形成外科・病理診断科・放射線科・麻酔科の各医師がしっかりと連携し、手術の効果を向上させる体制が整えられています。また、平成30年からは開放型病床を増設し、乳腺専門の診療所の先生方と共に手術を行うようになり症例はさらに増加してきております。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 29 21.14 19.00 27.59% 85.28
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 17 9.06 12.00 5.88% 78.71
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 9.00 - -
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術処置2-1あり - - 14.00 - -
100210xxxxxxxx 低血糖症 - - 5.00 - -
糖尿病の教育入院は主に地域包括ケア病棟(DPC対象外病棟)に入院のため、診断群分類別患者数には計上となりません。

<入院患者の疾病構成(2021年度)>
2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシス除く) 100件
神経系疾患 7件
誤嚥性肺炎 36件
腎臓又は尿路の感染症 23件
1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシス除く) 9件

<解説>
糖尿病を中心とした代謝性疾患、甲状腺を中心とした内分泌疾患を主に担当しています。
糖尿病においてはインクレチン系製剤が治療上の主流となってきており、また、SGLT2阻害薬などの新規薬剤の登場があり治療薬選択の幅が広がっています。注射薬もGLP−1受容体作動薬の中でインスリンと併用できるものや週1回の投与の製剤などが新しいところです。
当院には糖尿病療養指導チーム(DET)があり、多職種によるチーム医療を行っています。
また、糖尿病専門医や糖尿病認定看護師、認定薬剤師、日本糖尿病療養指導士、長崎地域糖尿病療養指導士が多数在籍しています。
CSII/SAP、FGMなどによる高度糖尿病治療も可能であり、積極的に新規糖尿病薬についても取り入れています。
リウマチ・膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 48 7.21 13.00 4.17% 63.83
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 30 16.07 19.00 13.33% 85.67
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 22 17.23 12.00 22.73% 80.41
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術処置2なし - - 14.00 - -
070470xx99x5xx 関節リウマチ 手術なし 手術処置2-5あり - - 2.00 - -
・関節リウマチ
関節リウマチは関節にある“滑膜”に炎症が起こり、関節に痛み・腫れを起こす病気です。
進行すると、痛みに加え、関節の軟骨・骨の破壊を引き起こします。
以前は痛みを軽減するほかは あまり有効な治療がなく、時間が経つとともに関節の変形・破壊を起こしていました。
しかし,西暦2000年あたりを境として、関節リウマチの診断・治療方針は劇的に変化してきました。
新しい治療薬が開発され、以前は、関節リウマチの治療は痛みを抑えることが中心でしたが、
“MTX(メトトレキサート)” という薬が使用されるようになると、関節リウマチの痛み・炎症を抑えるだけでなく、骨破壊も抑制することができるようになりました。
さらに、様々な“生物学的製剤”と言われる点滴・注射薬が使用されるようになり、MTXの服用で十分な効果が得られなかった患者の皆さんの対しても、痛みや骨破壊を抑えることができるようになりました。

・膠原病
膠原病は、皮膚・筋肉・結合組織などに炎症を起こす全身疾患です。
ここには、全身性エリテマトーデス・強皮症・皮膚筋炎などや、“膠原病関連疾患”とも言われる、血管炎やシェーグレン症候群などを含みます。
これらの患者さんに対しては、ステロイド剤や免疫抑制剤による治療を行っています。
※膠原病は個々の患者さんの症状・状況により治療法が異なってきます。
当科では、それぞれの患者さんに応じて、ステロイド剤内服・ステロイドパルス・免疫抑制剤などによる治療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 49 7.90 8.00 0.00% 73.41
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術処置1なし 18 16.00 11.00 5.56% 72.44
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術処置2なし 17 6.35 7.00 0.00% 83.94
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術処置1なし 14 3.86 3.00 0.00% 55.21
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術処置1なし - - 9.00 - -
・帯状疱疹
 抗ウイルス剤の点滴、鎮痛剤内服、軟膏療法を基本的治療とし、強い神経痛にも対応します。入院期間は6~8日間です。

・膿皮症
 起炎菌や耐性化に配慮して最適の抗菌剤を点滴し、症状が軽減したら抗菌剤内服。通院治療に切り替えます。

・皮膚の良性新生物
 術前日入院、3-4日間の入院になります。

・皮膚の悪性腫瘍
 手術前日入院、縫縮は3-4日間、皮弁形成術は4-6日間。植皮術では14日間前後の入院になります。

・薬疹、中毒疹                                                                                                              ステロイド剤の内服または点滴、外用による治療を行い、原因の検索も行います。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 - - 3.00 - -
眼科は地域包括ケア病棟(DPC対象外病棟)に入院のため、診断群分類別患者数には計上となりません。

<入院患者実績(2021年度)>
白内障 339人
加齢黄斑変性 40人
緑内障 5人
網膜硝子体疾患 13人
角膜疾患 9人(翼状片)
その他 13人(原田病3人、視神経炎1人、眼内レンズ整復2人、前房内異物除去3人、結膜縫合1人、硝子体ガス注入2人、前部硝子体切除1人)

<解説>
 当科では、加齢黄斑変性を中心に、角膜や結膜の病気、緑内障、ぶどう膜炎、網膜血管閉塞性疾患など、幅広い目の病気に外来で対応しています。
 その中で入院して治療を受けられる方は、白内障手術目的の患者様が最も多く、基本的に片眼ずつ手術しますが、高齢化の進む現在諸事情により、一度の入院で両眼手術をせざるを得ない場合もあります。
 一般的に白内障手術は短時間で終わると認識されていますが、白内障の状態は様々で、硝子体手術の併用が必要など、長時間かかるケースもあります。術後も稀ではありますが、眼内炎など重篤な合併症が起こることがあり、自己管理が難しい患者様は入院したまま経過観察しています。
 このような、ハイリスク症例や全身の状態から日帰り手術が難しい方を、かかりつけの眼科医から病診連携でご紹介いただき、当科で万全の準備を整えた上で入院手術を行っております。
 加齢黄斑変性も、基本的には外来で硝子体注射による治療を行いますが、難治症例で光線力学療法の併用が必要な場合、入院で治療を行います。光線力学療法は日本人の加齢黄斑変性で有効なタイプがあり、硝子体注射が効きにくい場合や硝子体注射の治療回数を減らしたい時などに行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060565xxxxx0xx 顎変形症 手術処置2なし 54 5.63 8.00 1.85% 26.78
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術処置1なし 手術処置2なし - - 5.00 - -
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 - - 8.00 - -
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術処置1なし - - 5.00 - -
160660xxxx1xxx 皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 手術処置1あり - - 25.00 - -
・顎変形症
 上顎や下顎の骨の形・大きさ・位置の異常は先天性(生まれつきの素因)や後天性(発育の不均衡、骨折など)の原因によって起こります。噛み合わせ(咬合)の異常と顔の変形を主な症状とします。矯正歯科との共同治療を行い、手術で上顎や下顎骨の移動によって咬合と顔貌の修正を行います。

・口蓋・口唇先天性疾患
 口唇・口蓋裂は上口唇から上顎骨歯槽骨(歯ぐき)、口蓋に組織の欠損を伴う先天性(生まれつき)の疾患です。上口唇や鼻を中心とした変形、上顎の歯列(歯並び)の変形と噛み合わせの異常、言語の異常などを主な症状とします。手術によって口唇や鼻の変形を修正し、傷跡(瘢痕)をできるだけ目立たせないようにするほか、言語を正常にし、顎の変形も修正します。

・顔面損傷・骨折
 顔面は外傷を受けやすく、眼や鼻・口などの臓器があります。このため、機能障害を改善させるだけでなく、外見もきれいに治す必要があります。形成外科的治療が必要な領域です。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術処置2なし 10 4.00 3.00 0.00% 53.70
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 10 7.60 9.00 0.00% 51.10
120100xx01xxxx 子宮内膜症 子宮全摘術等 - - 7.00 - -
120190xx97xxxx 女性生殖系の炎症性疾患(その他) 手術あり - - 3.00 - -
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 8.00 - -
・子宮の良性腫瘍
 主として子宮筋腫及び子宮内膜症が対象です。筋腫・内膜症の温存術と根治術があり、現在は原則手術前日に入院し、術後8日目に退院となります。

・子宮頸・体部の悪性腫瘍
 手術、化学療法、放射線治療の三本柱で癌治療を行っています。また、再発症例の緩和治療も緩和チームと協同で行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 50 14 - 38 13 13 1 7
大腸癌 - 35 54 72 34 30 1 7,8
乳癌 45 46 17 10 - 24 1 7
肺癌 112 37 150 267 111 77 1 7,8
肝癌 - 12 - 13 - 34 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 日本で最も罹患数の多い5つの癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)の病気ステージごとの症例数を集計しました。様々なステージの癌診療を行っています。
 癌種別の専門医が手術、化学療法、放射線治療を行うほか、痛みや精神的苦痛を和らげて治療に専念していただけるよう、緩和ケアチームにて疼痛管理を行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 15.00 65.09
中等症 56 16.89 78.34
重症 11 14.91 83.36
超重症 - - -
不明 - - -
 肺炎は重症度が上がるにつれて患者様の年齢、平均在院日数も上がっていく傾向にあります。肺炎は日本人の死亡原因の上位に挙げられ、今後もその傾向は続くとと予想されています。当院は近隣の診療所、介護施設等からも積極的に肺炎の患者様を受け入れることによって地域医療を支えています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 22 21.00 76.86 40.91%
 当院には脳疾患の外科的手術を行う診療科、医師、設備がありませんので、投薬もしくは経過観察で改善できる症例のみとなっております。なお、手術が必要な症例につきましては、速やかに近くの専門的な治療ができる病院に紹介、搬送いたしております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 183 1.30 3.64 0.55% 62.66
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 105 1.46 5.21 0.95% 74.83
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) 55 1.42 5.69 0.00% 73.02
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 45 0.73 3.78 0.00% 65.51
K843 前立腺悪性腫瘍手術 38 2.18 10.47 0.00% 72.71
膀胱癌において根治的膀胱全摘や経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)などの手術を数多く行っております。早期癌に対して、TURisシステム※1を用いてTURBTを行っており、追加で深層(筋層)を切除し、病期診断・治療をしっかりと行っております。また主にT1G3症例※2にセカンドTURBTも積極的に行っております。
 尿路結石の症例に対しても、ホルミウムレーザーを使用した経尿道的尿管砕石術などを行っております。
 前立腺肥大症に対しては、お腹を開けずに内視鏡を用いたホルミウムレーザー前立腺核出術、半導体レーザー前立腺蒸散術などの手術も数多く行っております。

※1 TURisシステム(従来の機器と比較して、電解質溶液を介して電極全周を放電させて切除するので、組織との接触状態に関わらず安定した高い切れ味を維 
   持できるとともに、合併症の発生の可能性を抑えることができる)
※2 T1(粘膜固有層に達するも筋層にまでは達していない癌)、G3(最も悪性度が高い)
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 110 2.80 9.82 4.55% 77.89
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 53 0.25 1.30 0.00% 68.36
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 47 1.09 6.30 0.00% 71.66
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 44 1.11 4.73 0.00% 67.55
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 40 1.30 5.35 0.00% 77.75
・内視鏡的胆道ステント留置術
 胆石や炎症、腫瘍などのため胆汁の流れが悪くなっている胆管に対して、X線撮影を行いながら内視鏡的にステントというストロー状の管を挿入して、胆汁の流れを良くする治療です。病態によってプラスチック製のものや金属製のものを使い分けます。その後、原疾患により追加の処置や治療を行うこともあります。

・内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)
 良性のポリープや早期癌に対する治療法で、スネアという輪状の細いワイヤーで病変を絞めつけて、高周波電流を用いて切除する治療法です。
病変の形や大きさに応じて、ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を選択します。

・内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術)
 食道や胃、大腸の壁は粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできていますが、がんは最も内側の層である粘膜層から発生するため、主に浸潤が粘膜層にとどまっている早期癌に対して、専用の電気メスを用いて病変周囲の粘膜を切開し、粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、病変を一括切除するという治療法です。

・早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
 食道や胃、大腸の壁は粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできていますが、がんは最も内側の層である粘膜層から発生するため、主に浸潤が粘膜層にとどまっている早期胃癌に対して、専用の高周波電気メスを用いて病変周囲の粘膜を切開し、粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、病変を一括切除するという治療法です。

・内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの)
 胆管や膵管の出口にあたる十二指腸乳頭に電気メスを挿入し、高周波電流を用いて乳頭括約筋を切開し、出口を広げる治療法です。総胆管結石の治療やステントを挿入する際に必要となります。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) など 94 2.83 19.01 78.72% 82.68
K0821 人工関節置換術(膝) など 75 1.73 24.43 16.00% 72.69
K0462 骨折観血的手術(下腿) など 38 1.76 10.58 13.16% 65.47
K0811 人工骨頭挿入術(股) 36 2.75 20.31 94.44% 83.58
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) など 35 0.31 2.66 0.00% 62.00
・骨折観血的手術(大腿)
 大腿骨近位部骨折の患者様のうち、骨癒合が期待できる患者様には骨接合術を行います。骨折部を整復し、金属のプレートや髄内釘で固定します。手術は腰椎麻酔で行い、30分から1時間で終了します。

・人工膝関節置換術
 変形性膝関節症の患者様で、膝関節痛が強く変形が高度で保存的治療でも改善されない患者様に対して実施しています。膝関節を金属と樹脂でできた人工関節に取り換える手術で、手術時間は1時間半から2時間程度、入院期間は約3週間で、当院では年間80例ほど行っています。人工関節の耐用年数は15年から20年とされています。

・骨折観血的手術(下腿)
 膝関節から足関節(足首)までの間、脛骨または腓骨の骨折に対して行う手術です。足関節の骨折が多く、手術時間は骨折の程度により1時間から3時間以上と幅があります。

・人工骨頭置換術(大腿)
 大腿骨近位部骨折の患者様のうち、骨癒合が期待できない部位での骨折の場合、骨接合術ではなく人工骨頭置換術が選択されます。大腿骨の骨頭と呼ばれる部位を切除し、金属の人工骨頭に置き換える手術です。手術は腰椎麻酔で行い、1時間から1時間半程度で終了します。早期から荷重が可能ですが、やや脱臼しやすいという欠点があります。

・骨内異物除去術
 骨折などの手術時に使用した固定材料(金属のプレート、スクリューなど)を除去する手術です。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 98 1.98 4.46 3.06% 63.87
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 59 4.12 13.54 0.00% 71.39
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 21 4.86 19.62 0.00% 68.10
K636-4 腹腔鏡下試験切除術 10 1.00 3.60 0.00% 66.70
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 10 0.90 4.10 0.00% 65.80
・腹腔鏡下胆のう摘出術
 ほとんどが胆のう結石症や増大傾向にある胆のうポリープに対して行う症例となります。お腹に開けた小さな穴から腹腔鏡という細径のカメラをいれて胆のうを取り出す手術です。

・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術・腹腔鏡下直腸切除・切断術
 結腸癌、直腸癌に対する手術でほとんどの症例を腹腔鏡下手術で行っています。臍より腹腔鏡を挿入して大腸を取り出し最後に大腸をつなぎ直す手術です。

・腹腔鏡下鼡径ヘルニア手術
 足の付け根の鼠径部に発生した膨隆(ヘルニア)に対して手術を行います。ほとんどはメッシュを用いて弱くなった部分を補強しますが多くの症例を腹腔鏡下に施行しています。

・腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術
 主に膵臓の尾側(中央から左より)に発生した低悪性度腫瘍と一部の悪性腫瘍を対象として行います。膵臓の6割程度と脾臓を摘出します。血糖管理が落ち着いたら10-14日程度での退院となります。

・腹腔鏡下胃切除術
 基本的には胃癌のステージI症例に対して腹腔鏡下手術を行います。臍より腹腔鏡を挿入して胃を取り出してつなぎ直す手術です。小腸を用いて再検することがほとんどです。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 44 1.07 2.80 2.27% 55.41
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 25 1.00 4.44 0.00% 65.76
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 24 0.96 5.04 0.00% 32.38
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) 21 0.05 1.52 0.00% 61.90
K3191 鼓室形成手術(耳小骨温存術) 11 1.00 4.64 0.00% 58.36
 習慣性扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群等の疾患に対して、口蓋扁桃摘出手術を実施しています。また、鼻・副鼻腔の炎症や腫瘍に対し内視鏡による手術を中心に実施しています。慢性中耳炎に対しては、聴力改善手術も実施しています。
 また、難治性のアレルギー性鼻炎に対して鼻甲介手術を実施し、良好な成績を上げています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 90 2.22 8.91 1.11% 71.33
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 27 2.30 8.52 3.70% 70.52
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 15 2.13 9.27 6.67% 70.67
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 15 3.07 6.67 0.00% 50.53
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 10 2.40 4.60 0.00% 71.40
当科では重篤な合併所がなければ予定手術は約2日前の入院で、ほとんどの症例で術後7日から10日で自宅退院となります。原発性肺癌の標準的な根治手術は肺葉切除であり当科でも最多となっていますが、重篤な術前合併症がある場合や転移性肺癌、小型の比較的早期の肺癌に対しては縮小手術である肺部分切除や区域切除を選択します。特に区域切除は最近全国規模の臨床試験で小型肺癌に対して根治性が証明され、当科でも増えつつあります。また近年、肺癌の遺伝子治療が急速に進んでおり本来根治手術は適応のない症例でもどのような薬が効果があるか調べるため、組織を採取する試験切除が増えつつあります。
乳腺・内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 60 1.25 6.03 3.33% 67.98
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 29 1.69 3.72 0.00% 59.41
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 23 1.09 3.61 0.00% 64.65
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満) 22 1.05 1.41 0.00% 53.50
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 21 1.10 9.24 0.00% 63.00
 令和3年の乳癌根治手術症例数は105例であり、その内乳房温存手術が32例、再建を含む乳房切除術(全摘)が73例でした。また腋窩リンパ節の扱いに対しては乳癌根治手術症例全体の約70%以上に対して縮小手術であるセンチネルリンパ節生検を行っております。以前と比べ乳房切除術(全摘)の割合が増加してきている背景には乳房内の乳癌の広がりを正確に診断する画像検査の精度向上と、乳房再建手術の増加があると思われます。
 当院では放射線診断専門医と共に手術前の正確な画像診断(腫瘍の広がりや性質)を確認し、病理専門医が術中のセンチネルリンパ節生検や断端検索、術後の精密な組織診断を行っております。それにより乳腺外科医は患者様に最善の治療を行うことができ、結果として乳房の整容性を保つことが可能となり、リンパ浮腫などの合併症も軽減できます。また、乳房再建を専門とする形成外科医師が常勤となり、乳房再建手術に関する正確な情報提供と手術の施行が可能となりました。
 このように当院では、経験豊富な乳腺外科・形成外科・病理診断科・放射線科・麻酔科の各医師がしっかりと連携し、手術の効果を向上させる体制が整えられています。また、平成30年からは開放型病床を増設し、乳腺専門の診療所の先生方と共に手術を行うようになり症例はさらに増加してきております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 38 3.13 5.39 5.26% 72.26
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 25 4.04 8.68 4.00% 81.64
K597-2 ペースメーカー交換術 15 0.93 7.33 0.00% 78.07
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 14 3.64 2.79 7.14% 72.07
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) - - - - -
当診療科では、心不全、虚血性心疾患、不整脈、心筋症、高血圧、大動脈・末梢動脈疾患・肺塞栓症などの循環器疾患を診療しています。診断・治療には、心臓カテーテル検査・冠動脈造影検査・冠動脈インターべンション(PCI)、電気生理学検査・ペースメーカー植え込み、下大静脈フィルター挿入、末梢動脈インターべンション(EVT)、心臓リハビリテーションなどを行っています。
本院は、地方都市中核病院、がん拠点病院、日本赤十字社の病院としての責務を担っています。
近年、生活習慣病、特に糖尿病患者の増加に伴い、無症候性心筋虚血症例が増加しています。急性冠症候群を起こしてしまわないうちに、生活習慣の修正指導、内科的薬物治療を行います。また超高齢社会になり、徐脈性不整脈(完全房室ブロック、洞不全症候群、徐脈性心房細動)患者が増加しており、最近はリードレスペースメーカーも導入し、ペースメーカー植え込みを行なっています。
また、慢性心不全の急性増悪による繰り返し入院患者も増加しており、早期からトルバプタン、SGLT2阻害薬、ARNIの使用を開始し、他職種と連携して心臓リハビリテーションの介入を行なっています。

今年度目標及び長期展望
コロナ禍で滞っているCPXを用いた心臓リハビリテーションを早く再開したいと考えています。また15階病棟がコロナ患者受け入れのため緩和医療が開始できないでいるが、緩和内科医師が2名になったので、心不全の緩和医療(ACPを含む)を本格的に開始したいと考えています。
治療面では、冠動脈虚血状態の機能的検査(FFR, iFR)が標準治療となりました。また、令和3年度から当院でもロータブレーターを用いたPCIができるようになったので、高度な石灰化病変症例を選んで行っていきます。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 83 17.06 9.02 2.41% 73.05
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
K797 膀胱内凝血除去術 - - - - -
K2762 網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき)) - - - - -
・抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 
 癌に対する化学療法を何回も行っていると、血管の脆弱性をきたすことがあります。これを予防することで全身への影響を少なくして副作用を軽減させることを目的として、抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置が行われます。血液の癌患者様のほとんどが設置しており、消化器癌では癌種や選択される薬剤に応じて設置しています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4442 下顎骨形成術(短縮の場合) など 26 1.00 6.69 3.85% 23.73
K0481 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(顔面(複数切開を要するもの)) 25 0.96 1.04 0.00% 29.92
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) - - - - -
K426-22 口唇裂形成手術(両側)(口唇裂鼻形成を伴う場合) - - - - -
 形成外科は、顎変形症、顎前突症や外鼻変形、口蓋裂に対して手術を行う症例が多いです。データは比較的年齢が若い患者様が中心ですが、年齢は関係なく診療いたします。紹介の患者様が多く、県外からの方も少なくありません。なお、美容整形は行っておりません。
 また、主に外傷後の皮膚欠損や、術後の深部組織の露出等により、創閉鎖を依頼されることがあります。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 56 0.04 2.05 1.79% 75.61
K2762 網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき)) - - - - -
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) - - - - -
K2686 緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術) - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) - - - - -
眼科は地域包括ケア病棟(DPC対象外病棟)に入院のため、診断群分類別患者数には計上となりません。

<手術実績(2021年度)>
白内障 339件(超音波乳化吸引術339件)
緑内障 5件(線維柱帯切除術2件、線維柱帯切開術2件、眼内ドレーン挿入術1件)
硝子体 13件(黄斑前膜3件、硝子体出血3件、眼内レンズ強膜内固定術4件、水晶体核落下3件)
翼状片 6件
その他 9件(眼内レンズ整復2件、前房内異物除去3件、結膜縫合1件、硝子体ガス注入2件、前部硝子体切除1件)

<解説>
 眼科は白内障に対して眼内レンズを挿入する水晶体再建術を行う症例が非常に多くなっています。
 年齢を重ねると、水晶体が濁り光を通しにくくなることでモノが見えにくくなります。この濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。これにより、レンズが光を通すようになり、視力を取り戻すことが期待されます。ハイリスク症例では、水晶体を支えるチン小帯という組織が脆弱になっており、眼内レンズの癒着手術や硝子体手術を必要とする場合もありますが、そのような難治症例の手術加療も行っています。
 また、失明の原因にもなる加齢黄斑変性の治療にも力を入れています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 18 1.06 6.56 0.00% 82.56
K0051 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝未満) など - - - - -
K0062 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝以上,6㎝未満) など - - - - -
K0052 皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) - - - - -
K013-21 全層植皮術(25未満) - - - - -
皮膚科領域における皮膚良性腫瘍は、表皮嚢腫、脂肪腫、脂漏性角化症などがあります。腫瘍の長径が4cmを超える比較的大きな皮下腫瘤切除では、術後出血や皮下血腫を最小限にする手術操作に留意しています。前癌病変の光線角化症は手術療法に加え、悪性化の有無についても検討しています。
皮膚悪性腫瘍では、基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病、乳房外パジェット病、悪性黒色腫(メラノーマ)などの切除を行っています。拡大切除後、単純縫縮が困難な場合は、傷の治りが早く整容的にも優れた皮弁形成術、さらに広範囲切除の場合は植皮術で創部を再建します。悪性黒色腫については、従来の拡大切除に加えて、下肢の黒色腫にはリンパ節転移の有無を確認するセンチネルリンパ節生検を行うことがあります。
切除された腫瘍については病理組織を詳しく検討し、診断確定や術後の適切な経過観察に努めています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 13 1.00 7.92 0.00% 50.92
K867 子宮頸部(腟部)切除術 10 1.00 2.00 0.00% 53.70
K848 バルトリン腺嚢胞腫瘍摘出術(造袋術を含む。) - - - - -
K871 子宮息肉様筋腫摘出術(腟式) - - - - -
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術(腟式、腹式)) - - - - -
婦人科では、子宮筋腫、子宮内膜症に対しての子宮全摘術が多く、子宮頚部異形成に対しての子宮頚部円錐切除術、子宮脱に対する膣式手術が続きます。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 13 9.77 7.69 0.00% 71.69
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
・抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 
 癌に対する化学療法を何回も行っていると、血管の脆弱性をきたすことがあります。これを予防し全身への影響を少なくして副作用を軽減させることを目的として、抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置が行われます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 11 0.14%
異なる 11 0.14%
180010 敗血症 同一 16 0.21%
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 18 0.24%
異なる - -
 医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固・敗血症・その他の真菌感染症・手術処置等の合併症の症例数と発生率を集計しました。
 入院契機が「異なる」とは、当初別の疾患の治療目的で入院したが、上記の疾患を発症してしまい多くの医療資源を投入したということを意味します。
 当院は救急医療に力を入れており、上記のような重篤な症例も積極的に受け入れております。
更新履歴

2023-05-26説明会・イベント地域連携の会(6月)開催のお知らせ   2023-05-22入札・契約令和5年4月分 随意契約状況   2023-04-24新着情報第31回長崎救急医学会のお知らせ   2023-04-07新着情報面会制限について

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