日本赤十字社長崎原爆病院をご利用の皆様 令和4年度になりました。
新病院完全オープンからまる1年が経過し、職員も新病院での職務に慣れ、それぞれの立場で頑張ってくれております。また4月1日付で多くの新しい職員を迎え心機一転、ご利用の皆様の健康維持に寄与していくべく努力を重ねようと思っております。
昨年度末に当院にとってうれしいニュースが続きました。一つはDPC標準病院群から特定病院群へ格上げされたことで、これは言わば中身(医療の質)の評価と言えると思います。もう一つは長崎市都市景観賞の受賞で、こちらは外観の評価を頂けました。
今後もこの頂いた評価に恥じないように日々努力を怠らず、安全で良質な医療提供に努めたいと思っております。
さて、昨年もコロナに振り回された1年でありました。4月初旬現在、県内でも毎日陽性者の確認が続いており、BA2など変異株の存在も明らかになりました。ワクチンの3回目接種は少しずつ進んでおりますが、治療薬の開発もなかなか思うようにいかない状況です。東京など大都市では陽性者の再拡大が続き、第7波の到来を心配する声もあるようです。今一度基本に立ち返り、ご自身を守るためにもマスク着用、手指消毒の徹底をお願いいたします。会食、県外移動についても自粛ないし厳重な注意下の行動が求められることも依然変わりがありません。現在当院でも職員に対してはマスク着用の厳守、体温測定を含めた毎日の健康状態の報告、手指消毒の励行等感染防止策を徹底いたしております。
当院をご利用に皆様にも、面会の制限や入館時の体温測定など様々なご不便を引き続きお願いたしますが、前述のような状況ですのでご理解いただければ幸いです。
また、現在も一つの病棟を閉鎖し、職員を確保したうえでコロナ対応に当たっておりますので、一般の疾患に対する診療を一部制限せざるを得ない状況にあります。今後もコロナの蔓延状況によってはこれが継続いたしますのでご理解を賜りたいと思います。
色々と制限のある中ですが、当院といたしましては極力皆様の健康状態が損なわれないよう全力を尽くすつもりですので、安心してご利用ください。
これからも地域に根差した急性期病院として、被爆者医療はもとより一般診療、災害救護等課せられた使命を全うするべく頑張ってまいります。私自身その先頭に立って全力を尽くしていきたいと思っております。今年度もよろしくお願いいたします。
日本赤十字社 長崎原爆病院
院長 谷口 英樹
2023-03-27説明会・イベント地域連携の会(4月)開催のお知らせ 2023-03-22新着情報一般入院患者の通常受入再開について 2023-03-20新着情報面会制限について 2022-12-28新着情報 新型コロナウイルス感染症検査に係る選定療養費について