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病理診断科部病理診断科部

部門のご案内

診療案内

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    095-847-1511

    〒852-8511 長崎市茂里町3番15号

病理診断科部紹介

部門概要

病理診断科部は病気の診断の確定や治療に深く関わっている部署であり、顕微鏡により病気の最終診断を行います。病理診断は医師免許が必要な医行為であり、病理医によって行われます。患者様とは直接に接することはありませんが医療の基礎を陰で支える重要な部門です。

施設認定

日本病理学会研修登録施設

日本臨床細胞学会施設

スタッフ紹介

スタッフ 有資格者
病理医 常勤医 2名 病理専門医:2名
細胞診指導医:1名
臨床検査技師 4名 細胞検査士:4名
国際細胞検査士:1名
認定病理検査技師:2名
特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者:4名
有機溶剤作業主任者:1名

業務紹介

1.病理組織診断

手術で摘出した臓器や内視鏡で採取した組織、注射器で突刺した生検材料より標本を作製し腫瘍の良悪性、浸潤の程度や転移の有無、組織学的分類を策定し予後の判定に必要な情報や治療方法決定の助言を臨床医にすることが重要な役割です。診断は、通常の染色標本に加えて組織や細胞特有の特質を同定する免疫染色や遺伝子検索などの検査も加味して行われています。

2.術中迅速診断

手術中に採取された組織の一部やリンパ節の腫瘍の有無を20分程の短時間で診断します。
悪性腫瘍の場合は病変が残っていないかの判断やリンパ節等への転移が無いかの確認を行います。
全国的な病理医不足の中で、他施設よりの術中迅速診断も受託しています。

3.細胞診

喀痰、尿、体腔液(胸水、腹水)等の組織として採取できないものや、婦人科や乳腺、甲状腺などの擦過や突刺された検体中の細胞を顕微鏡で観察し正常や異形成細胞、腫瘍細胞かの判定を行います。
細胞検査士により拾い上げられた異常細胞が病理医により最終的に診断されています。

4.病理解剖(剖検)

亡くなられた患者様に対してご遺族の承諾のもとに直接的な死因の究明や治療効果の判定、治療法の評価等を目的として病理学的検索を行います。
剖検報告は院内の臨床病理検討会(CPC)や日本病理学会への報告がなされ「日本病理剖検輯報」として出版されることにより、国民の健康・福祉に貢献しています。

実績(1月~12月)

2019年 2020年 2021年 2022年
組織診 3,591件 3,513件 3,478件 3,554件
術中迅速組織診 298件 319件 315件 328件
免疫染色 1,287件 1,279件 1,391件 1,982件
細胞診 5,367件 5,175件 5,310件 4,877件
剖検 2件 5件 2件 4件
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