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緩和ケア内科緩和ケア内科

診療科のご案内

診療案内

  • 外来受付時間
    初診8:30~11:00
    再診8:15~11:00

  • 休診日
    土、日、祝日

    年末年始(12月29日~1月3日)
    日本赤十字社創立記念日(5月1日)

  • 喫煙について
    病院敷地内禁煙

  • 面会受付時間
    面会制限中
    ※14時~17時に1回15分 詳細はこちら

  • お問い合わせ
    095-847-1511

    〒852-8511 長崎市茂里町3番15号

緩和ケア内科

医師紹介

後藤 慎一

役職名 緩和ケア部長
専門分野 緩和医療
慢性痛の治療、脳脊髄液漏出症の治療
認定資格 日本麻酔科学会認定 認定医/専門医
日本緩和医療学会 認定医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
厚生労働省認定麻酔科標榜医
緩和ケア研修会修了
卒業年度 昭和62年

大原 寛之

役職名 緩和ケア内科部長
専門分野 緩和医療、栄養療法
認定資格 日本内科学会 認定内科医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本緩和医療学会 認定医/代議員
日本臨床栄養代謝学会 認定医/代議員/学術評議員
厚生労働省認定臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了
卒業年度 平成8年

緩和ケア内科 ※要予約 新患・再診ともに予約優先となっております

 
午前のみ新患 大原 寛之

後藤 慎一

(非がん対応可能)

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大原 寛之

後藤 慎一

(非がん対応可能)

再診

 

診療科の方針・診療の特色

緩和ケアについて

緩和ケアは、がんや慢性疾患に伴うさまざまな苦痛(身体的な痛み、痛み以外の症状、精神的苦痛、日常生活や仕事に関する困りごと、心のつらさなど)に対応し、患者さんおよびご家族を癒していくケアのことです。かつては「緩和ケア=終末期ケア」と考えられることが多くありましたが、2002年にWHOでの緩和ケアの定義が改訂され、病気のなるべく早い時期から、治療とともに進めて行く必要があることが示されました。

診療科の方針

当科では、「地域がん診療連携拠点病院」として、がん治療中の患者さんの痛み、吐気、倦怠感などの症状緩和に、主治療科と協力して努めます。また、がんの根治的な治療を終了された方に「自分らしく、幸せに生きるため」にどのような療養・生活をしていくか、そのお手伝いをさせていただきます。具体的には、外来あるいは病棟で、緩和ケア内科・緩和ケアチームにご紹介いただき、痛みなどの症状コントロール、栄養療法などを行い、症状が落ち着いたら、在宅医療その他を含めた退院調整のチームとも連携していきます。今後は緩和ケア病棟の開棟に伴い、ゆったりとした環境の中での生活の質(QOL:Quality of Life)の向上を目指します。

診療科の特色

がん患者さんの苦痛緩和に、医療用麻薬をはじめとした様々な薬物療法のみならず、栄養療法やリハビリテーションなども組み合わせた取り組みを行います。緩和ケアチームには医師、緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、作業療法士が参加し、多職種で患者さん、ご家族様を支援します。さらに、地域の病院、在宅医師らと連携し、在宅医療への意向をスムーズに進めるように致します。

慢性疼痛に関しては、帯状疱疹後疼痛などに対して様々な鎮痛補助薬を駆使した治療を行っています。特に脳脊髄液漏出症に対する「ブラッドパッチ」と呼ばれる自家血注入療法を県下で行っている、数少ない施設のひとつです。

がん以外の慢性疾患(慢性心不全、慢性呼吸不全等)の患者さんにつきましても、それぞれ症状コントロールを行い、病状の進行に併せて、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組(「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」または「人生会議」と呼ばれる)を、患者ご本人さん、ご家族さんらと共に進めてまいります。

診療・手術・治療実績

患者数(2022年度)

緩和ケアチーム新規介入患者数 141名(うち がん患者133名)
緩和ケア外来患者数 新規55名を含む127名(うち がん患者82名、非がん患者45名)延べ907件

脳脊髄液漏出症治療実績(2022年度)

硬膜外自家血注入術 8件
硬膜外生食水試験注入術 3件

緩和ケア病棟案内

緩和ケア病棟での生活

 緩和ケア病棟では、がんの積極的な治療を終えた、または希望しない患者さんが抱えるさまざまな痛みやつらい症状をできる限り和らげ、患者さんやご家族の希望を尊重した生活をしていただくことを目指しています。医師や看護師、その他、薬剤師、栄養士、リハビリ、ソーシャルワーカー、ボランティアなどと協力しながら、患者さんやご家族が、望む生活を送ることができるようにお手伝いしていきます。
 緩和ケア病棟では、がんにともなうつらさを和らげるための治療を行います。原則、がんの治療を目的とした治療(手術、抗がん剤、がんの縮小を目的とした放射線治療など)は行いません。必要な検査・治療は、患者さんやご家族とよく相談しながら行っていきます。

理念

あなたに寄り添い、あなたらしく過ごせるように支えます

基本方針

◆からだと心のつらさを理解し、和らげます

◆あなたの思いに寄り添います

◆がんの治療や延命を目的とした治療は行いません

◆在宅への移行支援を行います

◆地域における緩和ケアの普及と向上に貢献します

廊下から臨む眺望

施設・設備のご案内

無料個室(10床)

自室内トイレ・洗面台
テレビ(別料金)
冷蔵庫(別料金)
椅子・小机
衣装棚(造り付)
インターネット回線

※無料個室は原則30日間の利用となり、それを超過した場合は、有料個室の利用をご相談させていただきます。

有料個室

談話室

患者さんとご家族が自由に利用できる開放された空間です。
眺望に恵まれたテラスに隣接しており、ゆっくりと座って話ができるスペースになっております。
食事やお茶会など、交流の場としてご利用いただけます。

入院中の過ごし方

一日のながれ

患者さんのペースで過ごしていただけるように配慮いたします。

食事について

朝:8時 昼:12時 夜:18時に配膳しています。
昼食と夕食に、ケア食を準備しております。お好みに合わせ、お料理とデザートを選べます。
飲食物の持ち込みは可能です。
ミニキッチンはご自由にご利用いただけます。

入浴について

自室のシャワー、または浴室をご利用になれます。
介助が必要な場合は、入浴用の車椅子や、横になって入浴できる特殊浴槽を使用し、気持ち良く清潔を保つことができるようお手伝いいたします。

浴室

足を伸ばしゆっくり入浴できます

特浴室

からだを起こすことが難しい患者さんにも気持ち良く入浴いただけます。
ご家族も一緒に入浴を見守ることができるスペースを確保しています。

付き添いについて

病院の面会基準に準じます。患者さんの病状に応じ、変更になることがあります。
病院からの呼び出しによる付き添いは、駐車場割引が適用されます。
スタッフへお声掛けください。

喫煙について

敷地内すべて禁煙となります。
電子たばこもご利用になれません。

飲酒について

患者さんにかぎり可能です。ご希望があればご相談ください。

ペットの面会について

原則、禁止としております。
建物外での対応についてはご相談ください。

入院費用に関して

一般病棟と同じく各種健康保険が適用され、限度額認定の対象となります。

被爆者健康手帳、生活保護受給者についても、一般病棟と同様の取り扱いになります。

入院費用は、健康保険負担分、食事代、レンタル品、個室料(有料個室)などがかかります。

部屋 個室代金/1日 設備(無料個室に加えて)
個室S
(1床)
17,600円(税込) 洗面台、トイレ、ユニットバス、
テレビ(50インチ)、インターネット回線(Wi-Fi)、
冷蔵庫、冷凍庫、ミニキッチン、
小机、椅子、衣装棚、ソファーベッド
※テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、ランドリーは無料
個室A
(4床)
5,000円(税込) 洗面台、トイレ、ユニットシャワー、
テレビ、インターネット回線(Wi-Fi)、
冷蔵庫、冷凍庫(無料)、
小机、椅子、衣装棚、ソファーベッド
※個室Bより広く、ベッドとトイレ、シャワーが隣接
※テレビ・冷蔵庫は有料
個室B
(3床)
4,000円(税込) 洗面台、トイレ、ユニットシャワー、
テレビ、インターネット回線(Wi-Fi)、
冷蔵庫、
小机、椅子、衣装棚、ソファーベッド
※テレビ・冷蔵庫は有料
家族控室
(和室1室、洋室1室)
寝具レンタル料金として
1泊2,200円(税込)
※2泊3日まで
小机、椅子
・和室:畳台
・洋室:ソファーベッド

緩和ケア病棟入院前面談 ※要予約

当院緩和ケア病棟運用の再開に伴い、院外からの入院前面談を2023年7月31日より開始しました。
詳しくは添付ファイルをご参照ください。
当院通院中の患者さんについては主治医にご相談ください。

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